退院後の生活で気をつけること

卵巣の手術入院の退院後に生活で気をつけること

婦人科系の病気がある女性や卵巣のう腫や子宮筋腫などのお腹の手術をしてから1ヶ月以内の女性がやってはいけないことがあります。

 

 

 

重たいものを持たないこと

 

 

お腹の傷に負荷をかけると、手術した卵巣や傷の治りに悪影響があります。

 

たとえば、ひざに穴のあいたズボン。縫って直したとしても同じ部分をこすったりし続けたらまた穴があいてしまいます。
これと同じように、お腹の傷にもに必要以上に力を入れないようにすることが大切です。

 

手術の傷に負荷をかけないためにはどんなことをに気をつけたらいいの?
家電製品系の重いものを持たないこと

 

 

 

これは、もってのほか!です。絶対にやらないでください。
お腹の傷に悪影響があるほか、傷をかばってしまうため腰に負荷がかかり腰を痛めます。

 

冬だと灯油とかもダメです。

 

なるべく家族に持ってもらってくださいネ。

 

 

 

ほかに考えられるシチュエーションは?

 

買い物・ゴミ出し・子どもを抱っこ など

 

お子さんも立ったままの抱っこはお腹と腰の両方に負荷をかけますので、なるべく座った状態で抱っこするとよいです。

 

手術のあとに重いものを持つときの注意点は?

 

★重たいものを持ち上げるときは、ゆっくりと息を吐きながら持ち上げる。
→体のよけいな部分によけいな力を加えないためです。

 

とくに、お腹に大きな圧がかかるのを防ぎます。

 

 

★腰はなるべく曲げない姿勢で片手をあてながら持ち上げる
→腰を曲げない状態で、膝の屈伸を使って持ち上げるのが腰を痛めない秘訣です。

 

腰を曲げた状態で、上に向かってモノを持ち上げるのは、力が働く作用が捻じ曲がってしまうので、腰に大きな負担をかけ、【ギックリ腰】デビューすることになります。

 

腰を曲げる場合には、片手をあてながら曲げたり伸ばしたりすることでムリな動作をやわらげることができます。

 

また、寒い冬は筋肉が硬くなりよけいに腰やお腹に負担をかけます。大掃除などをやるときも、お腹や腰を冷やさないような服装でやってくださいね。

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