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卵巣のう腫の手術にはどんな種類があるの?

卵巣のう腫の手術の種類は大きく分けて2つあります。
開腹手術と内視鏡(腹腔鏡)手術です。

 

 

開腹手術

 

お腹を大きく切って、卵巣のう腫の部分や、卵巣そのものを取り除く手術。

 

開腹手術の傷

 

 

 

管理人の場合

 

横切りで18cm程度切られました。

 

 

【横切りの理由】

 

もともとお腹には横のシワが出来やすいため、手術の傷もシワと同じ横のほうが目立たないだろうという医師の配慮です。

 

・横切りのデメリット

 

お腹の筋肉は本来縦の向きをしていますので、その部分を横に切るということは、筋肉を横にバッサリ切ることになります。

 

ですので、手術後も切られた筋肉が発達しにくいこともあり、たるみやすかったりします。

 

 

 

また、横切りの場合は、お腹全体の内臓を見渡しづらいので、手術したときにほかの部位の手術も必要なときは手が出しづらいこともあります。

 

 

内視鏡手術(腹腔鏡手術)

 

手術の種類によってお腹に2〜4か所の小さな穴(径5〜10mmの切開)を開けて、そこからビデオカメラや小さな手術道具(腹腔鏡や特殊な鉗子)を体内に入れ、ビデオモニタを見ながらのう腫をとったりする手術。

 

内視鏡の手術

 

内視鏡手術の傷

 

メリット

 

  • 傷が小さくて済む
  • 入院日数が少なくてすみ、仕事復帰しやすい

 

 

デメリット

 

入院日数は少なくて済むが、手術代は開腹手術よりも高い。

 

内視鏡の手術は、高度が技術が必要であり、この手術ができる 医師を探すのが大変であり、見つけたとしても手術待ちの期間が長い。

 

※内視鏡の手術ができる医師を探す

 

 

傷はどんなふうになるの?

 

傷を縫うのは医療用の糸かスキンステープラーという医療用ホッチキスです。
ホッチキスのほうが簡単ですが、傷が開きやすくそのためにうまくくっつかないから糸のほうが確実だという医師もいます。

 

私はホッチキスで、とくに傷が開くとか傷がゆがむようなことはありませんでした。

 

糸で縫っている状態は動画を参考にしてください。

 

 

 

全身麻酔について

 

全身麻酔についての紹介と、管理者が実際にやったあとどうなったかを紹介します。

 

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