卵巣の手術をすると妊娠しにくい？しやすい？
卵巣の手術をして妊娠しにくくなったらとてもイヤですよね。
そこが手術をためらう大きな理由の一つでもあります。
実際にどうなのかというと、はっきりとした答えは専門の医師が書いている本でも書いてありません。
ただ、言えることは
「手術をしたからといって妊娠できる可能性はゼロにはならない」
ということです。
実はその人によって、妊娠しづらい原因はさまざまです。
卵巣のう腫が妊娠しづらい主な原因であったならば、妊娠しやすくなるでしょうが、ほかにもホルモンの問題だったり、婦人科以外の体質的な問題が複合していることがよくありますので、 いちがいにこれを治せば絶対に妊娠できるとはいいがたいのです。
手術をすると妊娠しにくくなる原因は？
一方で、手術によって妊娠しにくくなるパターンとしては、「癒着」があります。
手術ではどうしても内臓を傷つけて縫合しますから、その縫合部分が癒着を起こしてしまうことは、手術をした人には避けられないことでもあります。
この「癒着」が卵管にできてしまったり、再び卵巣の癒着につながってしまうと、それが妊娠しづらくなる原因にもなります。
ただ現在の不妊治療の技術はとても発達しており、いろいろな方法を使うことで妊娠できている女性がいますから諦めない気持ちを持つことが大切だと思います。
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