卵巣のう腫のピルの治療

卵巣のう腫の一般的な治療の解説と体験談

卵巣のう腫の一般的な治療は、生理痛に対する薬とピルなどの女性ホルモンに対する治療があります。私の治療体験は次のとおりです。

 

 

生理痛に対する治療

 

一般的な治療

 

生理痛に対しては、痛みををやわらげるために、鎮痛剤が処方される。
医師によっては、子宮が収縮しすぎて痛みがひどくなることを考え、子宮の収縮を抑える薬を処方することもある。

 

主な鎮痛剤:ロキソニン・ポンタール

 

 

管理人の体に出た副作用

 

便秘・胃腸の不快感がでて、、段々薬の効果がなくなってきた。

 

もともと薬を飲むと胃が荒れやすく、便秘になりやすい体質なので、飲んでも1日1錠にしていました。

 

しかし、それも半年も続けていると効かなくなって副作用ばかり強くなるので止めてしまいました。
代わりに当帰芍薬散(トウキシャクヤクサン)というドラッグストアでも買えるタイプの漢方を処方してもらっていました。
が、たいして効果はでませんでした。生理痛もほとんど変わりなく痛かったです。

 

 

 

子宮の収縮を抑える薬を使ったときの管理人の体験

 

生理痛は子宮の筋肉が強く収縮するとひどくなります。
そのため、子宮の筋肉ガ強く収縮しないようにする作用がある薬を処方されたことがありました。

 

ただ、これはけっこう私には副作用が強く出て即中止しました。

 

薬というのは基本的に使いたい部位にだけ作用するのではなく、関連する場所にも作用していまうので、関連する場所に作用したことで副作用が起きます。

 

子宮の筋肉にだけ作用すればいいのですが、私の場合は筋肉が収縮しない作用がほかの部分にも働いて血圧が異常に下がってしまったのです。

 

 

もともと血圧が90/60程度しかない私にとって、これ以上血圧が低下するとはっきりいって危険な状態になります。

 

血圧が低下することにより息苦しさを感じたり、心臓も苦しい感じがしたので医師に話してこの薬は止めました。

 

こういった副作用がでると本当に危険なので、おかしいなと思ったらすぐに医師か病院に報告して指示を仰いでください。

 

 

ホルモン療法

 

一般的な治療

 

子宮内膜症からくる卵巣のう腫の場合は、生理のたびに卵巣にできてしまった子宮の細胞が生理と同じ現象を起こすので、そのたびに症状が悪化します。

 

そのため、生理がくるのを止めて症状を抑える方法として、ホルモン療法をします。

 

生理がくるのを止めるために、女性ホルモンの分泌を抑えるGnPHアナログやダナゾール(男性ホルモンに似た構造の薬)を使うのです。
ただし、こうした薬は副作用が強くでることもあります。

 

低用量ピル

 

一般的な治療

 

ホルモン療法よりは効き目がゆるやかになりますが、副作用が比較的少ないといわれており、妊娠の予定がない若い女性の場合には、ピルを処方されることがほとんどです。

 

ただし、なるべく早く妊娠希望の場合には、卵巣のう腫の状態が悪化していなければ妊娠を積極的に進める場合もあります。

 

これは医師とよく相談して、体調なども考えて、そしてご主人ともよく話し合ったうえで進めていかないと女性である患者さん本人が疲れてしまいます。

 

よく考えて服用するかどうか決めましょう。

 

主な副作用は吐き気やめまいなど。

 

 

ピルを使ったときの管理人の体験

 

比較的副作用が少ないといわれていますが、私はもともと薬の副作用が出やすい体質のため、もろに副作用がでました。

 

嘔気が止まらず、食欲不振になり、最終的には3キロ体重が減ってしまい、生命の危機を感じたので止めてしまいました。代わりに漢方を始めました。

 

※漢方を使った卵巣のう腫の治療体験はコチラ

 

治療法についてはさまざまな意見があり、すぐには決められません。
もし、よくわからないというのであれば私も説明しますし、
医師やご主人とどんな相談をすればいいのかも迷いますから
私から提案させていただきます。

 

卵巣のう腫の治療について迷ったりわからなかったり悩んだりしたら遠慮なく保健師である私にメールしてください。
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